今日はたまに書いている、
日本の行事について、ブログを書きます?。
もうすぐお正月を迎えますが、
皆さん鏡餅は飾りますか?
松の内(一般的には1月7日まで)の間、
年神さまの居場所になっている、鏡餅。
年神さまの依り代である鏡餅には、
年神様の有り難い力が宿っているとされ、
食べることでその力を分けてもらうと言われています。
鏡餅といえば、丸いお餅に、
ミカンに似た柑橘や葉っぱが付いていますよね。
この飾りも、一つひとつに意味がある様なので、調べました。
●橙(だいだい)
お餅の上に乗っている、アレですね^^
この橙は、木から落ちずに大きくなり、
一つの木にたくさん実が生るので、
「代々大きくなって落ちない」という縁起物です。
●楪(ゆずりは)
新しい葉が大きくなってから、古い葉が落ちるので、
代々家系が上手く繋がって行く象徴の葉っぱ。
●裏白(うらじろ)
大きなお餅の下に敷いてある葉っぱ。
葉の裏が白いことから、「後ろ暗い事がない」という
清廉潔白を表すそうです。
また、葉の模様が左右対称の形から、
夫婦仲睦まじく過ごせますようにという意味もあります。
●紙垂(しで)、御幣(ごへい)
お餅の下に敷く、稲妻型の紙の飾り。
四方に大きく広がって繁栄する姿を現している、
紅白は御幣といい、白一色は紙垂(四手とも書く)というそうです。
●四方紅(しほうべに)
お餅の下に敷く、白地に赤い縁取りの紙。
この赤色は災いをはねのけ、四方天地の神を敬い、
一年の繁盛を祈願する意味があります。
また、今更ながら、「鏡餅ってどこに飾るもの?」と思ったので、
飾る場所についても調べてみました!
●寝室
「え?寝る所に?」と思いましたが、
寝室には納戸神(なんどがみ)、
私的なものを守る神さまがいるそうで、
お守り代わりに置くようです。
●台所
竃神(かまどがみ)荒神(こうじん)、という
火の神様がいるのが台所。
気性の荒い神様だそうですが、その分ご利益も多いといいます。
●洗面所
ここに飾るのは珍しく感じますよね。
水神(すいじん)という水の神様がいるそうです。
水は生活の要、日頃の感謝も込めて、
来年はここに飾ってみるのもいいかも?
●トイレ
意外度ナンバーワンの場所。
でもヒット曲にもあるように、
厠神(かわやがみ)トイレの神さまがいるんですね。
女性のお産を守る神さまなので、
安産祈願も兼ねていいかもしれない…。
洗面所やトイレは小さい鏡餅でよいそうです。
また、人が集まるリビングや、
人を迎える玄関も良いそうです。
締め飾りなどは、12月28日までに
飾るそうです。
早く準備しないとですね!