前回の続き、「世界の誕生日の祝い方」２です！
前回はアメリカを調べたので、
今回は日本のお祝いについて、
調べてみました！
【新年に年をとる】
日本では、「数え年」といって、
産まれた年を1歳、
新年になったら2歳になる、という数え方をしていました。
明治時代に満年齢が導入されましたが、
あまり浸透せず、ようやく1950年頃に
誕生日を祝おうという
流れが出来てきたそうです。
【日本の1歳祝いはこんな感じ】
誕生日歴70年ほどの日本ですが、
いろんな風習がありますよ。
お部屋のデコレーションや、
パーティ、誕生日ケーキはもちろん、
日本では「一升餅」と「選びとり」が楽しいイベントです。
【一升餅とは】
一升（1.8キロ）のお米で作る、
大きなお餅です。
出来上がると約2キロにはなります。
風呂敷やリュックいれて背負います。
「一升」と「一生」をかけて、
食べ物に困らないようにという願いが込められています。
お子さんの背中を覆うほど
大きいお餅。
最近は、分けやすいように、
小分けになったものも多いです。
お餅は神様にお供えしたり、
晴れの日に配ったりするお祝いもの。
お子さまの成長を祝うにはぴったりです。
・背負って立てても縁起がいい、
転んでしまっても縁起がいい
もし、お餅が重くて
立ち上がれなくても大丈夫。
子どもが早くに歩きはじめる事は、
「家を早く離れてしまう」こととして、
よくないとする地方もあるので、
わざと転ばせる風習の土地もあるそうです。
（東日本に多いんだとか）
重くて泣いても大丈夫！
むしろ元気があっていいな?と思います。
赤ちゃんらしく。
九州地方では、お餅を踏ませる
「踏み餅」という風習もあるそうです。
【一升餅をする時のポイント】
・「せっかくだから和風に」
かわいい風呂敷や袴姿で
日本の伝統儀式ですから、
カラフルな風呂敷（大判サイズ）や、
袴姿で背負うと良い記念になります！
※ことりでもご用意しています
・「お子さまのお名前を」
お子さまの名前を入れてくれるお店も多いので、
注文してみるのもかわいいです。
通販ではなく、地元のお店に頼む場合は、
お餅をまるのまま渡されますので、
風呂敷に包めるように、
透明なジップロックなどもあると便利です。
(背負った後に、お名前が見えるように
写真を撮りましょう！)
【アジア圏に多い選びとり】
選びとりとは、占いの一種です。
お財布や本、ものさし、そろばんなど、
意味が込められたものを並べて、
お子さんが手に取ったもので、
将来を占うイベントです。
【選びとりカード】
中国や韓国でも、1歳のお誕生日に
やる事が多いそうです。
最近では、一升餅を買うと、
おまけ的に「選びとりカード」が付いてきますが、
ご家庭にあるものを、
パパとママで相談しながら準備してあげるのも、
いい思い出になります。
【一般的に並べるもの】
お財布 お金持ちになる
本、辞書 知性がある、成績優秀
そろばん 商売上手
筆、ペン 物書きや芸術センスがある
お箸 食べ物に困らない、料理人
くし、鏡 おしゃれさん
などなど、お子さんの将来を暗示できるもので、
手に取って安全なものならOK。
将来なってほしい分野に寄せたものなど、
いろいろ相談しても楽しいですね。
【ルールを決める】
「一番最初に触ったもの」にする、
「複数のもので一番長く触っていたもの」にする、
など、決め手を考えておきましょう。
それらが決まったら、等間隔に並べて、
赤ちゃんに選んでもらいます。
少し離れた場所から、
ハイハイしてもらう事が多いです。
お父さん達が並べたり、
一直線にハイハイしてくる赤ちゃんの姿に、
盛り上がりますよ！
生まれて初めてのお誕生日、
「あれ、やれば良かった…」と後悔しないように、
やりたい事はご夫婦で相談しておきましょう。
ご相談頂ければ、
ことりでも全力バックアップ致します。
お気軽にご相談下さい。
※現在、新規のご予約は5月6日以降に
お願いしております。
